Urban&Rural, Architectural approach for the Beautiful Earth.

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倉敷市民会館

設計に当たって、オーソドックスな多目的ホールが求められたが、その要求を満たしつつも、クラシック音楽に焦点を当て、国際的な演奏が聴けるホールを目指した。
美観地区での大ホールの建設という難題に挑み、倉敷のもつ固有の諸条件を含めた多元多次の方程式を解くことで得た特殊解(浦辺鎮太郎は鶴の舞い遊ぶ館をイメージして設計したが、出来てみれば地面にへばりついた亀のように見えるといっていた。)であったが、年月を経て市民から倉敷固有のものとして親しまれている。
大規模改修では耐震改修にとどまらず、経年によって音環境が劣化したホールの内装を全面改修し、竣工当時、国内外のオーケストラから絶賛された原点への回帰を目指すと共に、来館者のアプローチに配慮し、外構の再整備を行っている。

2012年5月撮影
Photo Forward Stroke Inc.

大規模改修
ホール座席:1996席→改修後1974席
設計業務完了年月:2008年5月
完成年月:2009年9月

data

所在地
岡山県倉敷市本町
構造・階数・延床面積
RC造 地上4階、地下1階 10,410m²
設計業務完了年月
1970年2月
完成年月
1972年4月
受賞歴
1973年 第14回毎日芸術賞