Urban&Rural, Architectural approach for the Beautiful Earth.

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2012

島根県立大学出雲キャンパス

島根県立看護短期大学は、北山を望む出雲平野に地域看護の人材を育む里づくりの拠点施設として建設された。
校地造成に当って、約2mの盛土をおこない、豊富な植栽によってキャンパスを包み込むような杜を形成することとした。キャンパスデザインとしては、中心に八角形の広場を設け、各棟がさながら八重垣を形づくるように広場を囲みながら、さらに複数の魅力的小空間を内包することを意図した。
外観デザインは出雲の伝統的な様式の現代表現を意識すると共に、様々な風土的な建材を用いることで周辺景観との調和を図った。
年月を経て、4年制学部への移行にあたって、増築が必要となったが、当初の設計コンセプトを継承し、キャンパスの魅力を増すことを意図している。

2012年5月撮影
Photo Forward Stroke Inc.

新棟整備
構造・階数・延床面積:RC造一部S造 地上3階 5,753㎡
設計業務完了年月:2016年3月
完成年月:2017年12月

data

所在地
島根県出雲市西林木町
構造・階数・延床面積
RC造 地上3階 12,860m²
設計業務完了年月
1993年6月
2011年3月(4年制化のための増改築)
完成年月
1995年2月
2012年3月(4年制化のための増改築)
受賞歴
1998年
中国地方都市美協議会 都市景観大賞 景観形成事例部門(地区レベル)