Urban&Rural, Architectural approach for the Beautiful Earth.

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our purpose私たちの目的

Urban&Rural, Architectural approach
for the Beautiful Earth.

私たちは都市農村において
建築に関わる様々な行為を通して
美しい地球環境を守り育てます。

New Wooden construction 新たな木造建築への取り組み

現在、三重県において県立盲学校・聾学校の合築プロジェクトに設計・監理者として参画し、10,000㎡の大規模木造建築に取り組んでいます。三重県では「三重の木づかい条例」が施行され、木材利用の推進が定められています。本プロジェクトにおいては、木造化施設とすべく、設計が行われています。木造化にあたり解決すべき問題として、木材支給のプロセス整理があります。本プロジェクトでは施工者に発注者が木材を支給する材工分離発注が採用されています。また盲・聾というまったく異なる支援を要する子供たちのための学校における一体整備を追求することも、このプロジェクトの重要なテーマです。

木造化を実現させるためのプロセス

材工分離発注については、基本設計及び実施設計段階から関係者を交えて打ち合わせを実施し、県産材の木材が利用できるように支給木材の材種及び等級の精査、プレカット図を作成し支給木材の数量把握を行いました。
また支給木材の製造工程を考慮しつつ、施工者にスムーズに木材を支給できるように、現場着工後の施工図承認及び支給時期のスケジュールの検討や、実際の支給段階における検査立ち合いなどの県への業務支援も行っています。

数量整理

 支給木材検査

木造化を実現させるためのディテール

木造建築の設計における課題として架構の詳細検討があります。本プロジェクトは基本的に在来工法による架構を選定していますが、屋内運動場などの大空間及び勾配屋根については、架構が複雑になることから、BIMを活用し、三次元による部材同士の取り合い、接合金物の検討を行いました。

屋内運動場BIM

ここにしかない子供のための集落

本プロジェクトでは、多様で豊かな風土に囲まれる三重県にあって、視覚・聴覚に障がいのある子どもたちが共に学ぶ、ここにしかない学校として、安心感に包まれる集落のような学校を目指しています。ここにしかない学校を実現させるために、外装材には三重県産木材から作成した化粧型枠や、色味の調整を行ったレンガタイルを採用しています。また屋根材についてはいぶし瓦と窯変瓦を採用することでここにしかない集落のような学校となります。

数量整理

化粧型枠

レンガタイル

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